住まい・店舗の祭り

 

人の生涯に人生儀礼があるように、土地や住まいに関しても様々なお祭りがあります。

住宅や会社の新築、移転、神棚の祭りなど、様々なお祭りをご紹介します。

 

地鎮祭、上棟祭、竣工祭、家移り清祓、井戸埋め立ての祓い、樹木伐採の祓い(木霊鎮め)、池埋め立ての祓い、神棚の新調・移動・神棚納めのお祓い(神棚撤去のお祓い)

増改築清祓、解体安全祈願、その他各種清祓 、お電話にて、お問合せ下さい。

初穂料 : 30,000円から(別途、神饌料5,000円) 
(施主様が神饌〈お供え物〉を用意いただきますと神饌料は必要ございません)

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地鎮祭(じちんさい)

 

 

地鎮祭は土木工事や建築工事を始める時に、その土地の神様に工事の安全と順調な完成を祈願するお祭で、建築儀礼のひとつです。古来、鎮祭(しずめまつり)・地祭(じまつり)・鎮地祭とも呼ばれました。祭神は古書に記載がないため、いろいろな説に分かれましたが、その土地の神様である土公神(どくじん)をまつる土公祭と同様で、現在では産土神(うぶすながみ=その土地の神様)と大地主神(おおとこぬしのかみ)を主神としてまつります。

 地鎮祭の記録として最も古いものは、『日本書紀』持統天皇五年(六九一)十月の条に記された藤原京の地鎮祭です。また、『続日本紀』和銅元年(七〇八)十二月の条には平城宮の地鎮祭の記述があります。以来、地鎮祭に関する記録は数多くありますが、そこに共通することは、その土地を司る神様にその土地を使用するにあたって承諾と認可をいただき、「安穏鎮護」を祈念するというものです。つまり、冒頭でも記しましたように、地鎮祭は工事が安全に行われ、完成した建物等のその後の守護をその土地の神様にお願いするものです。

 祭式は『延暦儀式帳』の伊勢神宮の式、『貞観儀式』の大嘗祭地鎮の式のほか、仏教や陰陽道と習合した両部神道や吉田神道、橘家神道などの様々な式が執り行われました。現在の地鎮祭は、用地の中央に神籬(ひもろぎ=榊を立て神様が坐す所)を据え、斎竹(いみだけ)を四方に立て、注連縄(しめなわ)を張って祭場としますが、地域によって違いがあります。

地鎮祭式次第(じちんさいしきしだい)
一、 修祓の儀
一、 降神の儀
一、 献饌の儀
一、 祝詞奏上
一、 四方清祓
一、 地鎮の儀
一、 玉串拝礼
一、 撤饌の儀
一、 昇神の儀

 

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上棟祭(じょうとうさい)

 

 

上棟祭(じょうとうさい)は、建築儀礼の一つであり、単に棟上(むねあげ)とも呼ばれます。各種建物の新築ならびに、増改築等に際し、建物の柱が建ち、棟木を上げるにあたり、建物の守護神、工匠の神、その土地の産土神を祀って竣工後も建物の無事を祈願するお祭です。
 祭神については一定しませんが、概ね、その土地の産土大神(うぶすなのおおかみ)および、屋船久久能遅神(やふねくくのちのかみ)、屋船豊宇気姫神(やふねとようけひめのかみ)、手置帆負神(たおきほおいのかみ)、彦狭知神(ひこさしりのかみ)の四柱の神とを主神として祀ります。
 祭儀は、丁重なものから簡略なものまであり、本儀は、屋上、屋下の両方に祭場を設けて行い、略儀は棟木を上げた後で、その棟木の下に祭場を設けて行うものがあります。

 

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竣工祭(しゅんこうさい)

 

 

竣工祭(しゅんこうさい)は、竣功祭とも書き、「ことをえのみまつり」ともいいます。
 完成した建物を祓い清めて、末永い繁栄をお祈りします。

 春の初めに祈年祭を行い、豊かなみのりと国の安泰を祈り、秋には収穫に感謝し新嘗祭を行うように、建築の初めに地鎮祭を行い、その完成に際しては神様に奉告して感謝と更なる守護を祈ることが大切です。

 御祭神は上棟祭と同じく、その土地の産土大神(うぶすなのおおかみ)および、屋船久久能遅神(やふねくくのちのかみ)、屋船豊宇気姫神(やふねとようけひめのかみ)、手置帆負神(たおきほおいのかみ)、彦狭知神(ひこさしりのかみ)の四柱の神とを主神としてお祀りします。

 

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家移り清祓(いえうつりきよはらい)

 

 

中古住宅の購入、マンションなどの賃貸住宅など、生活の基盤となる住居が変更になる際にはその場所、建物のお祓いを致します。一般的には神棚のお祓いと併せて行われますので、事前に神棚を取り付けてから神職にお祓いをご依頼されると良いでしょう。また、神棚をお祀りされていなかった方も心機一転、神棚を祀ることを始められる良い機会であります。

 生活の拠点を移すと言うことは個人でもそうですが家族や子供たちが伴う場合にはそれぞれの立場に於いて心情的に新しい生活環境への対応や気苦労が重なり、不安定になりやすくなります。神棚を祀ることによって新しい生活環境の中でも、尊い神様たちに護られている、という精神的な安定を得て暮らしていくことが出来ます。目に見えぬ未来への不安を案ずるよりも、目に見えぬ神々に謙虚な気持ちで接する心があれば運気は開けていくものと古来より日本人は家庭内での神祭りを欠かしませんでした。詳細はご相談ください。

 日時には大安吉日がよいなどと色々と言われますが、ご家族がいらっしゃる場合はお仕事の都合もあるでしょうし、ご家族全員がおそろいのときがよいでしょう。休日の午前中に行われるのが一般的ですが、打ち合わせの上決められるとよいでしょう。

 

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樹木伐採の祓い(木霊鎮め)

 古来より私たち日本人の先祖は木に御霊が宿ると感受し、また木そのものにも霊性を感じて「木霊(こだま)」と称し、やむなく伐採の際はお祓いをして木霊鎮めのお祭りを施してきました。

 お庭の庭木などを人間の都合により切らざるを得ない場合、その木の前、もしくは自宅の神棚の前にてお供え物をして、自宅敷地の樹木伐採の旨の報告をし、実際に伐採する樹木にお祓いを施します。

 庭木であれば、大小を問わず、樹齢の長短に拘わらず、伐採して木のいのちを奪ってしまうことには変わりありませんので、木霊は鎮めなければなりません。苗木が自然と枯れてしまったなどは例外として、人為的に伐採の場合はお祓いされることをお勧めします。また、庭木の定期的な枝打ちはお手入れですので伐採にはあたりません。殊の外お祓いは必要ないかと思います。もし、気になられるようであれば、お気軽にご相談ください。

 自然に枯れた場合や天災による傾倒の場合も、事前事後かかわらずその木霊安かれとお祓いをします。また、今後このようなことがないように敷地を祓い清めておくことも必要ですので、その意味でも同様にお祓いされることをお勧めします。

 

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井戸埋め立ての祓い

 枯れてしまったり、水質の悪化で使えなくなった井戸は、感謝の気持ちを込めてお祭りをしてから埋めます。また、やむを得ない事情でまだ使える井戸を埋める場合も、その理由を井戸の神様に申し上げ、これまでの恵みに感謝を申し上げるお祭りをします。

 お祭りは井戸を埋める前に神職に執り行ってもらいます。すでに埋めてしまった場合は、できるだけ早いうちにお祭りしましょう。

 井戸は人の生活に欠かせない水を大地からいただく場所です。大地の神と水の神の恵みを汲み出していたわけですから、お祭りではこれらの神様に深い感謝の意を申し上げ、埋めることのお許しを願うのです。

 

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池埋め立ての祓い

 長年使用した池を埋め立てる場合、大地の神様に感謝の意を込めてお祭りをします。人の都合で大地に大きな穴を掘り、そこに水を溜めて利用させていただいたことに対してお礼を申し上げるのです。

 お祭りは埋める前に神職に執り行ってもらいます。家族全員が参列し、感謝の気持ちを捧げましょう。

 

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神棚の新調

 

新たに神棚を購入されて初めてご家庭でお祀りされるときには、先ず神棚のお祓いをします。新しい神棚を祓い清めて、宮形に新しいお札をお鎮めし、神々に昼となく夜となく家と家族をお守りくださるようにお供え物をして祈ります。

 新規の場合は神棚を最適な場所に設置ができてからお祓いをします。

 

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神棚納めのお祓い(神棚撤去のお祓い)

神棚をお祭りすることができなくなった場合には神棚納めのお祓いをします。神棚のある場所に神職を招き、それまで家や家族を守ってくださった神様にお供え物をし、感謝の意を捧げる祝詞を奏上してご了解を戴きます。